厚生労働省「日本へ来る前に結核の検査を受けてほしい」

結核はせきや熱が長く続く病気で、人にうつります。亡くなることもあります。日本の法律では、結核になった外国人は日本へ来ることができませんが、結核になっていると知らないで日本へ来る外国人も多くなっています。厚生労働省によると、日本へ来てから結核だとわかった外国人は、2016年は今まででいちばん多い1338人でした。
このため、厚生労働省は、結核が多いアジアの6つの国の人に、日本へ来る前に、結核かどうか調べる検査を受けてもらうことにしました。6つの国はフィリピン、中国、ベトナム、ネパール、インドネシア、ミャンマーです。
厚生労働省はこれからこの国と話し合って、日本に90日より長くいる予定の人に必ず検査を受けてもらうことにしたいと考えています。そして、結核ではないとわかった人に日本のビザを出すことにします。
/r/NHKEasyNews | Original | Permalink |