働く人が足りなくてお年寄りに仕事を頼む会社が増える

「シルバー人材センター」は、お年寄りが元気に生活するための手伝いをしています。センターの会員になっているお年寄りは約73万人で、平均の年齢は72歳です。
NHKが今年2月に1300のセンターに聞くと、900ぐらいのセンターがお年寄りに仕事を紹介していました。働く人が足りないため、お年寄りに仕事を頼む会社や団体などが増えています。
センターが仕事を紹介したお年寄りは1か月に約43万人で、4年前の3.4倍に増えました。多いのはスーパーや工場の仕事や、幼稚園などのバスの運転でした。
センターが仕事を紹介したお年寄りの事故も増えています。去年は事故が473件あって、4年前の6.5倍に増えました。いちばん多いのは、バスなどを運転しているときの事故でした。
専門家は「お年寄りが安全に働くことができるように、会社などが気をつけなければなりません」と話しています。
/r/NHKEasyNews | Original | Permalink |