北海道のスルメイカの漁「今年もあまりとれないだろう」

6月1日から北海道の海でスルメイカというイカの漁が始まりました。日本ではスルメイカをよく食べますが、最近はあまりとれなくなっています。農林水産省によると、去年とれたスルメイカは、たくさんとれた50年前の10%以下で、今まででいちばん少なくなりました。
漁が始まる前の5月30日、スルメイカの漁をする人などが北海道の函館市に集まりました。そして、イカを研究している専門家が今年スルメイカがどのくらいとれそうか話しました。
専門家によると、卵を産む親のスルメイカが少なくなっています。卵を産む場所の水の温度を調べると、産みやすい場所も去年やおととしと同じように少なくなっています。このため、専門家は今年もスルメイカがあまりとれないだろうと話しました。
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