小学校で使う教科書に初めてLGBTについて書いた
26日、来年4月から小学校で使うことができる教科書が決まりました。この中には、小学校の教科書で初めて、LGBTについて書いた教科書があります。LGBTは、心と体の性が同じではないと感じる人や、自分と同じ性の人を好きになる人などのことです。
光文書院という会社が作った3年生と4年生の教科書では、心と体の性が同じではない人の悩みなどについて書いてあります。悩んでいる子どもが電話で相談できる所も紹介しています。
文教社が作った5年生と6年生の教科書には、性のことで悩んでいる友達がいたら、みんなの個性を大切にするという考え方を持つことが必要だと書いてあります。
早稲田大学の棚村政行先生は「まだ最初の一歩です。LGBTについて子どもたちにどうやって伝えたらいいか、もっと考えなければならないと思います」と話しています。
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