横断歩道の信号「目に障害がある人のために音を出して」
東京で去年12月、目に障害がある男性が、朝早くに横断歩道で車にはねられて亡くなりました。横断歩道には、信号が青になったことを音で知らせる信号がありました。しかし、夜から朝は静かにするために音を出していませんでした。
音が出る信号は日本に2万4000ぐらいあります。しかし、この中の多くは、朝や夜は音を出さないようにしています。
障害がある人たちの団体によると、目に障害がある人の中には、人や車が少ない朝早くや夜に仕事に行ったり帰ったりする人もいます。団体は「横断歩道の近くに住んでいる人と相談して、朝や夜でも目に障害がある人が渡るときは音が出るようにしてほしいです」と言っています。
警察は「近くに住んでいる人の意見と障害がある人の安全の両方を考えて、どうしたらいいか決めたいと思います」と話しています。
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