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シベリアから持もって帰かえった骨ほねは日本人にっぽんじんではなかった

2019-07-30 16:10:00 +0900 (JST)

第だい２次世界大戦じせかいたいせんのあと、多おおくの日本人にっぽんじんが今いまのロシアのシベリアなどに連つれて行いかれました。５万まん５０００人にんぐらいの日本人にっぽんじんがとても寒さむい所ところでつらい仕事しごとをさせられて亡なくなったと言いわれています。

厚生労働省こうせいろうどうしょうは１９９１年度ねんどから、ロシアからもらった記録きろくを調しらべたりして、２万まん２０００人にんぐらいの日本人にっぽんじんの骨ほねを持もって帰かえりました。

２０１４年ねんには、東ひがしシベリアから１６人にんの骨ほねを持もって帰かえりました。去年きょねん８月がつ、この骨ほねのＤＮＡを調しらべた専門家せんもんかが厚生労働省こうせいろうどうしょうの会議かいぎで、「１６人にんの骨ほねのうち、調しらべることができた１４人にんの骨ほねは日本人にっぽんじんではありません。間違まちがえて持もって帰かえった骨ほねはロシアに返かえしたほうがいいと思おもいます」と言いっていました。

厚生労働省こうせいろうどうしょうはこの結果けっかを発表はっぴょうしていませんでしたが、ＮＨＫなどが質問しつもんすると、「どうするか話はなし合あっている途中とちゅうでした。これからロシアと相談そうだんしたいと思おもいます」と話はなしました。