荷物に入ったナイフ 羽田空港でも検査場を通った
先月26日、飛行機に乗る人の荷物を調べる大阪空港の検査場で、全日空のスタッフが客の荷物にナイフのような物が入っているのを見つけました。しかし、スタッフはこの客をそのまま通してしまいました。検査場を閉めて、飛行機に乗る人たちの荷物などをもう一度調べましたが、ナイフは見つかりませんでした。検査場を閉めたので、たくさんの人が飛行機に乗ることができなくなりました。
この客は、大阪空港から飛行機に乗って羽田空港に着いたあと、外国に行く飛行機に乗り換えました。羽田空港でも荷物の検査を受けましたが、羽田空港では荷物に入ったナイフを見つけることができませんでした。
客はナイフを荷物に入れたまま、2回飛行機に乗っていたことになります。
国土交通省は、飛行機の会社や空港に「飛行機に持って入ってはいけない物は必ず見つけて、見つけたらどうするかスタッフの教育もしっかりしてください」と言いました。
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