日本航空の飛行機事故があった山に登る道 台風で被害
1985年、群馬県上野村の山の中に日本航空の飛行機が落ちて、520人が亡くなりました。飛行機が落ちた場所には、亡くなった人の家族などが登りに来ます。
先月の台風19号で、この山に向かうための道が壊れたり穴があいたりして、車が通ることができなくなりました。山に登る道の入り口には、崩れてきた土が1m以上の高さまで積もっています。道が崩れて手すりだけ残っていたり、橋が壊れたりしている所もあります。墓の石なども30ぐらい流されました。
この山を管理している人は「30%ぐらいの場所で被害があったと思います」と話していました。来年は事故から35年になります。村は事故があった8月12日までに、亡くなった人の家族たちが山に登ることができるように、道などを直したいと考えています。
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