雨で山が崩れた所 工事で土をたくさん運んできていた
静岡県熱海市で3日、雨で崩れた山の土や石が川のように流れてくる「土石流」がありました。130以上の家や建物が壊れて、8日の昼までに7人が亡くなりました。どこにいるかわからない人も24人います。
最初に土や石が崩れた所は、木を切って別の場所から土を運んで、工事をした所でした。静岡県によると、神奈川県の不動産の会社が2007年に工事の計画を熱海市に伝えました。2009年に工事を始めましたが、会社は計画にない所にも土を運んでいました。市は会社に工事をやめるように言いましたが、そのあと、この場所は別の人のものになっていました。
静岡県によると、会社は計画の1.5倍ぐらいの5万4000m³の土を運んでいました。県はこのたくさんの土が原因で土石流がひどくなったと考えて、調べています。
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