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日本にっぽんでいちばん速はやい記録きろくを持もつ105歳さいの男性だんせいが陸上競技りくじょうきょうぎをやめる

2022-05-17 12:00:00 +0900 (JST)

広島県三次市ひろしまけんみよししの105歳さいの冨久正二とみひさしょうじさんは、97歳さいのとき陸上競技りくじょうきょうぎを始はじめました。冨久とみひささんは5年ねん前まえの大会たいかいで、100歳さい以上いじょう104歳さい以下いかの60mの試合しあいに出でました。そして16秒びょう98で走はしって、日本にっぽんでいちばん速はやい記録きろくをつくりました。今いまもこの記録きろくがいちばんです。

冨久とみひささんは去年きょねん、東京とうきょうオリンピックの聖火せいかリレーに出でる予定よていでしたが、新型しんがたコロナウイルスの問題もんだいでリレーは中止ちゅうしになりました。外そとに出でないようにする生活せいかつが続つづいて、体力たいりょくがなくなってきたため、冨久とみひささんは競技きょうぎをやめることにしました。

13日にち、友達ともだちが30人にんぐらい集あつまって、冨久とみひささんに花はなを贈おくりました。冨久とみひささんは「感謝かんしゃ」と書かいた紙かみをみんなに渡わたしました。

冨久とみひささんは「みんなと一緒いっしょに頑張がんばったことを思おもい出だして生いきていきます」と話はなしました。