新型コロナ 亡くなった19歳以下の半分はほかに病気がない
国立感染症研究所は、今年1月から8月に新型コロナウイルスがうつって亡くなった19歳以下の29人について調べました。
この中で半分ぐらいの15人には、ほかに病気がありませんでした。熱などのほかに、意識がなくなったり、食べたものを吐いたり、けいれんしたりした人が多くいました。咳やのど以外の症状にも気をつける必要があります。
具合が悪くなってから6日以内に亡くなる人が多くいました。具合が悪くなって最初の1週間は特に気をつける必要があります。
ワクチンを受けることができる5歳から19歳で亡くなったのは15人でした。この中でワクチンを2回受けていたのは2人でした。専門家は「ウイルスがうつらないように、ワクチンの注射を受けることも大切です」と話しています。
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