日本で初めてのジェット機 開発はできなかった

三菱重工業は、客を乗せて飛ぶジェット機を日本で初めてつくるため、2008年に開発を始めました。国も500億円を出して協力していました。しかし、技術が足りなくて、開発は計画のとおりに進みませんでした。航空会社にジェット機を渡す約束にも何度も遅れました。
三菱重工業は7日、開発をやめると言いました。開発を続けるために1年に1000億円ぐらいかかることや、ジェット機ができても、売って利益を出すのが難しいことなどが理由です。
国も協力して日本の技術でジェット機をつくる計画は、成功することができませんでした。
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