足が弱くなって転んでけがをする子どもが増えている

年をとって骨や筋肉などが弱くなると、立ったり歩いたりすることが難しくなります。しかし最近、子どもでも、病気ではないのに、転んでけがをすることが増えています。
2020年の調査では、新型コロナウイルスが広がる前より「階段がのぼりにくい」とか「早く歩くことができない」と答えた子どもが10%ぐらいいました。
専門家は「新型コロナの問題で、歩いたり体を動かしたりすることが少なくなったのが原因だと思います」と話しています。
岐阜県の小学校では去年6月から、足が弱くならないようにするダンスを始めました。少し早い音楽と一緒に、腕を振りながらジャンプしたり、足を片方ずつ上げたりします。このダンスを考えた大学の先生は「体を動かすことを習慣にして、運動ができる体を作ることが大切です」と話しています。
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