「米を作りたい」地震の被害があった田んぼで準備を始めた

1月に起こった能登半島地震で、石川県では米や野菜を作る所も被害を受けました。
県によると、田んぼや畑の土が割れたり崩れたりした被害は750以上、水が通る水路などが壊れた被害は1100以上あります。

珠洲市で米を作っている会社は、115ヘクタールある田んぼの60%ぐらいが被害を受けました。土が割れたり盛り上がったりして、米を作ることが難しくなっています。
会社は、被害が少ない所で米を作ろうと考えて、種や肥料の準備を始めました。
会社の人は「米を作るのを1年やめると、田んぼをまた使うことができるようにするのは大変です。米を作ることができるか、まだわかりませんが、少しでもいい米をお客さんに届けるために頑張ります」と話しています。
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