地震の火事で焼けなかったピアノを生徒と一緒に弾く
石川県輪島市の朝市通りでは、今年1月の大きな地震のとき火事が起こりました。たくさんの建物が焼けましたが、近くの家にあったピアノが焼けないで残りました。このピアノは今、輪島高校の玄関に置いてあります。
7日、ピアニストのチカコシュカさんが高校に来て、休み時間にピアノを弾きました。
映画の音楽などが聞こえると、生徒たちがピアノの近くに集まってきました。そして、一緒に好きな曲を歌ったり、学校の歌を弾いたりしました。
今も避難生活をしている生徒は「避難所ではイヤホンで音楽を聞いています。久しぶりに大きな音で聞いて感動しました」と話しました。
チカコシュカさんは「このピアノには生きる強さがあります。頑張っている生徒の強さも感じました」と話しました。
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