パラリンピックの鬼谷選手 夫と2人で頑張って銀メダル
フランスのパリで2日、パラリンピックの陸上競技の女子円盤投げの決勝がありました。車いすのクラスで、日本の鬼谷慶子選手が銀メダルを取りました。
鬼谷選手は20歳のときに、左の手や足に力が入らなくなる病気になって、車いすの生活になりました。家から出ないことが多くなりました。
鬼谷選手が元気になるように、夫の健太さんが助けました。鬼谷選手が円盤投げを始めると、試合の会場で手伝いました。パリでも、鬼谷選手のすぐそばに健太さんがいました。
銀メダルを取った鬼谷選手は「たくさんの人に応援してもらって、ここに来ることができました。夫にはとても感謝しています」と話しました。健太さんも「妻をとても誇りに思います。妻をいちばん近くで見ることができて幸せです」と話しました。
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