台湾 原発事故で止めていた日本の食べ物を全部輸入する
2011年、福島県にある東京電力の原子力発電所で事故がありました。事故のあと、台湾は福島県などの食べ物の輸入を止めていましたが、2022年にほとんどの食べ物をまた輸入できるようにしました。
しかし、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県の5つの県の、山などにいる動物の肉やきのこなどの輸入は止めたままでした。
台湾は25日、このような食べ物も輸入すると言いました。原発の事故の前のように、日本の全部の食べ物が輸入できるようになります。
しかし、5つの県の食べ物は、輸入するときに放射線を出す物質を調べた書類がいります。台湾でも調べます。そして今までどおり、日本の食べ物は全部、生産した所を証明する書類が必要です。
農林水産省は「放射線を調べた書類などがなくても輸入するように、台湾に話していきたいです」と話しています。
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