「地震のことを伝えていってほしい」

公園では、38歳の男性が代表で話しました。地震が起こったとき、男性は8歳でした。
男性は「タンスが倒れて、母と弟が亡くなりました。倒れないように、タンスを壁にしっかりと止めていたら、助かったかもしれません。これからも地震の話を伝えていきます」と話しました。
83歳の女性は「地震で夫が亡くなりました。この日が近くなると涙が出ます。地震のことを伝えていってほしいです」と話しました。
公園にろうそくを並べて「よりそう」ということばの形にしました。地震で亡くなった人や、ほかの災害で被害を受けた人たちのことを忘れないでいこうという気持ちをあらわしました。
阪神・淡路大震災を経験した人が少なくなっています。どうやって地震の話を伝えて、被害を少なくするか、考える必要があります。
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