インドネシアで新しい種類のオランウータンが見つかる

イギリスなどの研究グループは、インドネシアのスマトラ島の森で、新しい種類のオランウータンが見つかったと発表しました。
このオランウータンは「タパヌリオランウータン」という名前になりました。スマトラ島の別の場所にいる種類よりも、頭の骨が小さくて、体の毛が黄色に近い茶色で、遺伝子の並び方が違います。
研究グループは、人が森の木をたくさん切ったりしていて、このオランウータンは800頭以下に減っていると考えています。このため、減らないようにすることが必要だと言っています。
人間に近い猿の仲間では、約90年新しい種類は見つかっていませんでした。京都大学の専門家は「新しい種類のオランウータンが見つかってびっくりしました。このオランウータンの社会や生活を調べると、新しいことがわかるかもしれません」と話しています。
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