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ノーベル平和賞へいわしょうの式しきで広島ひろしまで被爆ひばくした人ひとが話はなす

2017-12-11 16:30:00 +0900 (JST)

１０日とおか、ノーベル賞しょうの平和へいわ賞しょうを渡わたす式しきがノルウェーのオスロでありました。今年ことしの平和へいわ賞しょうは、核兵器かくへいきをなくすために世界せかいで活動かつどうしているＩＣＡＮというＮＧＯがもらいました。

式しきでは、ＩＣＡＮのベアトリス・フィンさんと、ＩＣＡＮと一緒いっしょに活動かつどうをしてきたサーロー節子せつこさんがメダルなどをもらいました。サーローさんは、１３歳さいのとき広島ひろしまに原爆げんばくが落おとされて被爆ひばくしました。今いま８５歳さいでカナダに住すんでいます。

式しきでサーローさんは、原爆げんばくが落おちたときの被害ひがいの様子ようすを話はなしました。壊こわれた建物たてものの下したで動うごくことができなくなったときに聞きいた「あきらめるな、押おし続つづけろ、光ひかりの方ほうにはっていくんだ」という言葉ことばを紹介しょうかいしました。そして、核兵器かくへいきをなくす努力どりょくを続つづけなければならないと話はなしました。

ＩＣＡＮなどが努力どりょくして、核兵器かくへいきを作つくることや使つかうことを禁止きんしする条約じょうやくが７月がつに国連こくれんで決きまりました。しかし、核兵器かくへいきを持もっているアメリカやロシアなどは条約じょうやくに反対はんたいしていて、この式しきにも出席しゅっせきしませんでした。