奄美大島で海岸に流れてきた油の掃除が始まる

先月、イランの会社のタンカーが鹿児島県の奄美大島から西に約315kmの海で沈みました。タンカーから油が出て、海に流れました。
8日午後5時までに、鹿児島県の奄美大島や屋久島、徳之島など10の島で、黒い油のようなものが見つかりました。
6日には奄美大島の海岸で、海亀が死んでいました。海亀の口の中には油が残っていて、息ができなくなって死んだようです。
鹿児島県などは8日から海岸の掃除を始めました。奄美大島では、長靴をはいてゴムの手袋をした人たちが、黒い油のような塊を手で拾ってバケツや袋に入れていました。
鹿児島県の人は「油の塊は人が手で拾わなければなりません。掃除する人の安全に気をつけて、海岸をきれいにしたいです」と話しています。
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