「はしか」になった人がヨーロッパで4倍になる

「はしか」は熱が出たり体に赤くて小さい発疹が出たりする病気で、ウイルスでうつります。妊娠している人がこの病気になると、おなかの赤ちゃんが危険になることがあります。
WHOによると、ヨーロッパでは去年「はしか」がとても多くなりました。その数は2万1000件以上で、前の年の4倍でした。特にルーマニア、イタリア、ウクライナで多くなって、この3つの国だけで1万5000件以上でした。ギリシャ、ドイツ、セルビアなどでも多くなりました。
日本の外務省は、最近も、イタリアやルーマニアなどで「はしか」になる人が多いと言っています。このため、このような国に行く予定がある人はワクチンの注射を受けるように言っています。
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