東日本大震災から7年 1人で亡くなる人が増える

7年前の3月11日、東日本大震災が起こって、地震や津波で大きな被害が出ました。宮城県と岩手県などは、家が壊れて住む場所がなくなった人のために仮設住宅や災害公営住宅を建てています。
宮城県と岩手県によると、仮設住宅などに1人で住んでいて、誰も知らないうちに亡くなった人が去年、63人いました。おととしより27人増えて、今まででいちばん多くなりました。
宮城県と岩手県では、7年の間に全部で235人が、仮設住宅などで1人で亡くなりました。このうち60歳以上の人は183人で、78%でした。
宮城県と岩手県は、仮設住宅などには世話をする人がいないお年寄りなど生活に困っている人が住んでいることが多いため、1人で亡くなる人が増えていると考えています。
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