ウクライナが殺されたと発表したロシア人記者が生きていた

ウクライナの政府は5月29日、ロシア人の記者のアルカディ・バブチェンコさんが首都キエフで銃で殺されたと発表しました。バブチェンコさんはロシアの政府に反対する記事をたくさん書いていました。
しかし次の日、ウクライナの政府の人が記者を集めて話をしていると、バブチェンコさんが入ってきました。ウクライナの政府は、バブチェンコさんを殺す計画があることを知って、守るためにうその発表をしたと言いました。そして、ロシアからお金をもらってバブチェンコさんを殺そうとしていたウクライナ人の男を捕まえたと言っています。
バブチェンコさんは、命を守ってもらって感謝していると言いました。
ロシアは、ウクライナがうそを言ったことに怒っています。
世界の記者たちの団体「国境なき記者団」の代表も、政府が記者にうそを書かせるのはとても危険だと言って怒っています。
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