ピカソ 同じキャンバスに3回絵をかいた

スペインの画家のピカソが20歳ごろかいた「海辺の母子像」という有名な絵は、神奈川県にあるポーラ美術館が持っています。この絵の下には女性をかいた別の絵があることがわかっていました。
ポーラ美術館が高い技術のスキャナーを使って4月から「海辺の母子像」を調べると、この絵の下に新聞が貼ってあることがわかりました。1902年1月18日のフランスの新聞でした。
新聞の下には、前に見つかった女性の絵があって、その下にピカソがサインをした別の絵がありました。
ポーラ美術館は、ピカソはサインをした絵のあと女性の絵をかいて、その上に新聞を貼って「海辺の母子像」をかいたようだと考えています。ピカソは同じキャンバスに3回絵をかいたことになります。
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