7年前の原発の事故のあと福島県浪江町で初めて「相馬野馬追」

福島県の相馬地方では、武士の姿の男性が馬に乗って歩く「相馬野馬追」という祭りを1000年以上前から行っています。
相馬地方の中の浪江町は、2011年の原子力発電所(原発)の事故のあと町に入ることができなくなって、祭りを行っていませんでした。去年から町の一部に入ることができるようになったため、今年は祭りを行うことになりました。
28日、浪江町では武士の姿をした50人ぐらいの男性が馬に乗って町を回りました。事故のあと浪江町からほかの市などに避難して生活している人たちも大勢見に来ました。強そうな武士や馬を久しぶりに見て、みんな喜んでいました。
いわき市で生活している男性は「小さいころから見ていた祭りをまた見て、浪江町に戻りたい気持ちが強くなりました」と話していました。
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