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iPS細胞さいぼうでパーキンソンびょう治療ちりょうする試験しけん

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iPS細胞さいぼうは、神経しんけいなどからだのいろいろな部分ぶぶんわることができる細胞さいぼうです。京都大学きょうとだいがくのグループは、iPS細胞さいぼう使つかってパーキンソンびょう治療ちりょうする試験しけんはじめると発表はっぴょうしました。

パーキンソンびょうは、のうにある神経しんけい細胞さいぼうすくなくなって、あしふるえたりからだうごかなくなったりする病気びょうきです。日本にっぽんにはこの病気びょうきひとが15まんにんいるとわれています。くすりなどで治療ちりょうしますが、病気びょうき完全かんぜんなお方法ほうほうはまだありません。

試験しけんでは、ひとのiPS細胞さいぼう使つかって、神経しんけいわることができる細胞さいぼうを500まんぐらいつくります。そして、つくった細胞さいぼうをパーキンソンびょうひとのうれる手術しゅじゅつおこないます。

グループは、7にんにこの手術しゅじゅつおこないます。治療ちりょうのデータを2ねんあつめて、安全あんぜん問題もんだい病気びょうきがどのくらいよくなるかなどを調しらべます。最初さいしょひと手術しゅじゅつ今年ことしわりまでにおこな予定よていです。