北海道からじゃがいもを運ぶ列車が走り始める
北海道の十勝地方では、日本でいちばんたくさんじゃがいもを育てています。毎年秋になると、じゃがいもだけを乗せた列車で、たくさんのじゃがいもを本州に運んでいます。今年は、今月6日に北海道で起こった地震で線路が曲がってしまったため、列車が走り始めるのが遅れていました。
線路の修理が終わって、19日の朝、じゃがいもを乗せた列車が帯広貨物駅から出発しました。列車は、北海道と本州の間の海の下にあるトンネルを通って、埼玉県の駅に着きます。そのあとじゃがいもは、トラックで東京やその周りの県にあるポテトチップスを作る工場に運びます。
北海道の女性は「毎年走っている列車を見ると、いつもの景色が戻ったように感じます」と話していました。
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