広島市の原爆資料館がアメリカの核兵器の実験に反対
広島市にある原爆資料館には「地球平和監視時計」という時計があります。世界で最後に核兵器の実験があった日から何日過ぎたか知らせています。去年9月に北朝鮮が核兵器の実験をしたため「403日」になっていました。
しかし、アメリカが去年12月に、核兵器を爆発させないで調べる実験をしていたことがわかりました。アメリカが実験をしたと言われている日は去年12月13日です。このため、原爆資料館の志賀賢治館長は11日午後、時計の数字を「403日」から「302日」に変えて、アメリカの実験に反対しました。
志賀館長は「時計の数字を変えるのは、今日で最後にしたいです。そのために私たちは、これからも核兵器の怖さを伝え続けていきます」と話していました。
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