台風で折れた白神山地の「マザーツリー」をそのまま残す
白神山地は、秋田県と青森県の間のとても広い山の地域で、世界遺産になっています。白神山地に「マザーツリー」と呼ばれているブナの木があります。400年ぐらい生きている大きくて古い木で、みんなが大事にしています。
先月、台風でとても強い風が吹いて、マザーツリーは途中で折れてしまいました。
16日、国や村などが会議をして、折れたマザーツリーをどうするか考えました。そして、折れた所に薬を塗って、腐らないようにして、そのまま残すと決めました。木の近くには人が入らないようにします。
マザーツリーがある青森県西目屋村の村長は「自然がどのように変わるのかわかるように、折れたまま大事に残します」と話していました。
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