北海道「前は見えていた小さい島がなくなった」
北海道のいちばん北に近い猿払村から500mぐらいの海に、エサンベ鼻北小島というとても小さい島があります。
1か月ぐらい前、猿払村の人から海上保安庁に「島が見えなくなった」と連絡がありました。漁業をしている人たちの団体も船で調べに行きましたが、島は見つかりませんでした。
この島は31年前、海面からの高さが1.4mぐらいありました。海上保安庁は「海の波や氷が島に当たって、水より上に出ている所がなくなったかもしれません」と話しています。
世界のルールで、島は水より上に出ていなければならないと決まっています。もしエサンベ鼻北小島がなくなったら、日本の海が狭くなるかもしれないため、海上保安庁はもっとよく調べる予定です。
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