日本で働く外国人を増やすための法律の案 政府が決める
日本では働く人が足りなくなっています。このため政府は、日本で働く外国人を増やすために新しい法律を作ろうとしています。政府は2日、新しい法律の案を作りました。
この案では、外国人が日本で働くためのビザを新しく2つ作ります。「特定技能1号」は仕事の技術がある外国人に出すビザで、5年働くことができます。家族を日本に連れてくることはできません。「特定技能2号」は、「1号」より高い技術を持っている外国人に出すビザで、ずっと日本で働くことができます。家族を日本に連れてくることもできます。
政府は、「農業」やお年寄りの世話をする「介護」など14種類の仕事にビザを出すことを考えています。この案では、仕事の種類は法律で決めないで、あとで省が決めることになっています。
政府は、8日からこの案について国会で話し合って、今の国会で法律を決めたいと考えています。しかし野党は、細かいことが決まっていないので、急がないで、十分に話し合ったほうがいいと言っています。
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