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今年ことし風疹ふうしんになった人ひとが２０００人にん以上いじょうになる

2018-11-21 11:30:00 +0900 (JST)

風疹ふうしんは、熱ねつが出でたり体からだに発疹はっしんが出でたりする病気びょうきで、ウイルスでうつります。国くにの研究所けんきゅうじょによると、今年ことし１月がつから１１月がつ１１日にちまでに２０３２人にんが風疹ふうしんになりました。このうち７０%以上いじょうは東京都とうきょうとと近ちかくの県けんの人ひとですが、愛知県あいちけんや大阪府おおさかふ、福岡県ふくおかけんなどでも風疹ふうしんになる人ひとが増ふえています。

風疹ふうしんになった人ひとのうち、男性だんせいは女性じょせいの４．５倍ばいです。研究所けんきゅうじょは、特とくに多おおい３０歳さいから６０歳さいぐらいの男性だんせいは、風疹ふうしんの免疫めんえきがあるかどうか調しらべて、必要ひつような場合ばあいはワクチンの注射ちゅうしゃをするように言いっています。

妊娠にんしんしている女性じょせいが風疹ふうしんになると、赤あかちゃんの目めや耳みみ、心臓しんぞうなどに障害しょうがいが出でることがあります。千葉県ちばけんの病院びょういんが妊娠にんしんしている女性じょせいを調しらべると、おととし検査けんさを受うけた２４７１人にんのうち４３％の人ひとは免疫めんえきが十分じゅうぶんありませんでした。妊娠にんしんすると、ワクチンの注射ちゅうしゃをすることができません。病院びょういんは「赤あかちゃんがほしいと思おもっている女性じょせいは、風疹ふうしんの免疫めんえきがあるかどうか調しらべてほしい」と話はなしています。