体操の難しい技をAIの技術で正しく採点する
体操は技のレベルが高くなって、試合で選手の技を見て採点することが難しくなっています。
日本の会社の富士通は、コンピューターのAIの技術を使って採点する新しいシステムを作りました。20日、システムの実験をしました。
このシステムは、選手の体とその周りの200万の所に赤外線の光を当てて、選手の動き方をすぐに3Dの映像にします。その映像と正しい技のデータをAIが比べて採点します。
実験では、足や体がまっすぐかどうかなどをAIがチェックして採点していました。技を見せた選手は「このシステムでは、審判から見えない所もチェックされてしまいます。でも、正しく採点できるのはいいことだと思います」と話していました。
国際体操連盟は、来年10月の世界大会から、審判の採点を手伝うためにこのシステムを使うことにしています。東京オリンピックでも使いたいと話しています。
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