落語を見て笑うことががんの治療に役に立つかどうか研究
大阪国際がんセンターのグループは去年から、落語や漫才などを見て笑うことが、がんの治療の役に立つかどうか研究しています。
グループは10日、3人の落語家を病院に呼んで、がんになった60人に落語を見てもらいました。落語家が面白い話をすると、見に来た人は大きな声を出して笑っていました。
今までの研究で、落語などを見ると免疫の力を強くするたんぱく質がたくさん出ることがわかりました。グループはもっと詳しく研究するために、見ている人の顔をコンピューターで調べて、どのくらい笑っているか数字で表します。
落語を聞いた女性は「病気は大変ですが、笑うと体にいいことがわかったら自分も頑張ろうという気持ちになります。いい結果が出てほしいです」と話していました。
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