兵庫県 ボランティアの人たちに交通費を払う
日本では1995年の阪神・淡路大震災のあと、地震や台風などで被害を受けた人の手伝いをするボランティアが増えました。ボランティアは電車代や飛行機代などの交通費や、ホテルなどに泊まるお金を自分で払わなければなりません。このため、特に若い人などは手伝いに行くことが難しいと言っています。
兵庫県は今年4月から、ボランティアの人たちに交通費を払うことにしました。兵庫県の5人以上のグループが、壊れた建物を片づけたり泥の掃除をしたりしに行く場合、交通費の一部をもらうことができます。ほかの県などのボランティアが兵庫県に来て、被害を受けた人の手伝いをした場合ももらうことができます。
兵庫県によると、都道府県がボランティアに交通費を払うのは初めてです。
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