普通の望遠鏡で太陽系の外側にある小さい星を見つける
太陽系でいちばん遠くを回っている海王星の外側には、直径が20km以下の小さい星がたくさんあると考えられています。このような小さい星がぶつかったり1つになったりして、地球などの惑星ができたと考えられています。しかし海王星は地球から43億kmも離れているため、その外側にある小さい星は暗くて見つけることができませんでした。
日本の研究グループが、海王星の外側にある直径2.6kmの小さい星を世界で初めて見つけました。グループは、光を出す大きい星の前を小さい星が通るときの様子を調べて、小さい星を見つけました。
日本のグループは普通の望遠鏡2つとカメラを使っているため、研究にかかったお金は350万円ぐらいでした。ほかの国のグループは300倍ぐらいのお金をかけて、同じような星を探す研究をしています。
日本のグループは、海王星の外側には小さい星が20億以上あると言っています。
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