今年も風疹になる人が増えている「ワクチンの注射をして」
風疹は熱が出たり体に赤い発疹が出たりする病気で、ウイルスでうつります。
国の研究所によると、去年、風疹になった人は2917人で、今までの10年で2番目に多くなりました。今年も2月3日までに367人が風疹になっています。この中の60%以上は東京都とその周りの県の人で、大阪府や福岡県などでも増えています。
研究所によると、風疹になる人は毎年春から多くなるため、これからもっと増える心配があります。
風疹になる人が特に多い39歳から56歳の男性は、ワクチンの注射をしていない人がたくさんいます。このため、国はこれから、この年齢の男性に無料でワクチンの注射をすることができるようにします。
妊娠している女性が風疹になると、赤ちゃんの目や耳などに障害が出ることがあります。研究所は「女性は妊娠する前にワクチンの注射を2回してください」と言っています。
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