「はしか」の女性が大阪と東京の間で新幹線に乗る
「はしか」は高い熱やせきが出たり、体に赤い発疹が出たりする病気です。はしかのウイルスはとてもうつりやすくて、はしかがひどくなって亡くなる人もいます。
大阪府は14日、新大阪駅と東京駅の間で新幹線に乗った女性がはしかになっていたことがわかったと言いました。この女性は6日に熱が出たあと、8日午前11時56分に新大阪駅を出発する新幹線に乗って、午後2時半に東京駅に着きました。10日にも午後6時に東京駅を出発する新幹線に乗って、午後8時33分に新大阪駅に着きました。
大阪府は、この女性と同じ新幹線に乗っていた人などに、熱が出たら、電話で連絡をしてから病院へ行ってほしいと言っています。
国の研究所によると、今年2月3日までにはしかになった人は148人です。いちばん多いのは三重県で49人、次は大阪府で43人、愛知県で14人、東京都で10人、和歌山県と岐阜県が5人です。
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