世界ではしかになった人が去年の4倍に増える
「はしか」は高い熱やせきが出たり、体に赤い発疹が出たりする病気で、ウイルスでうつります。
WHOは、今年1月から3月までの間に、世界の170の国で11万2000人以上がはしかになったと言っています。
去年の1月から3月と比べると、4倍ぐらいに増えています。特に、免疫の力が弱い子どもがはしかになって、たくさん亡くなっています。病院や薬が十分にないアフリカでは、去年の8倍ぐらいに増えています。多くの人がワクチンを受けているヨーロッパでも4倍に増えていて、アメリカでは60%増えています。
はしかは、2回ワクチンを受けるとほとんどうつりません。WHOによると、2回ワクチンを受けた人の割合は、世界で67%ぐらいです。
WHOは、子どもがはしかになるとひどくなりやすいので、ワクチンを2回してほしいと言っています。
Original | Permalink |