飛行機代をなくした高校生と6万円渡した男性がまた会う
先月24日、沖縄県那覇市の高校生の崎元颯馬さんは、おじさんの葬式に出るために空港に向かいました。しかし空港の駅に着いたとき、財布をなくしたことがわかりました。財布には飛行機のチケットを買うための約6万円が入っていました。崎元さんはどうしたらいいかわからなくて、とても困っていました。
そのとき、知らない男性が「早く飛行機に乗って」と言って、崎元さんに6万円を渡しました。崎元さんは、この男性のおかげで葬式に間に合いました。しかし、男性の名前や電話番号を聞いていませんでした。
このため沖縄県の新聞に記事を出してもらって、男性をさがしていました。そして、埼玉県の医者で68歳の猪野屋博さんが、インターネットにこの記事が出ていることを知って連絡しました。
2人は来週沖縄県で会う予定です。崎元さんは「こんなに優しい人がいることに感謝の気持ちでいっぱいです。早く会ってお金を返して、お礼を言いたいです」と話しています。
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