日本が作る新しいスーパーコンピューター 名前は「富岳」
日本が作っている新しいスーパーコンピューターの名前が、「富岳」に決まりました。「富岳」は富士山という意味です。
世界では、速いスーパーコンピューターを作る競争が激しくなっています。日本の「京」はスーパーコンピューターの計算の速さで、2011年に世界で1番になりました。しかしそのあと、もっと速いコンピューターが出てきました。
新しい「富岳」は、コンピューターの脳の働きをするCPUの速さが「京」の20倍です。災害や医療など9つの分野でよく使うソフトウエアを速く動かすこともできるようになります。このため、「京」の100倍ぐらい速く作業することができます。世界で最も速くなりそうです。
理化学研究所と富士通は今年3月から「富岳」のハードウエアなどを作り始めています。国は2021年ごろから「富岳」を使いたいと考えています。
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