沖縄の戦争を伝える女の子のビデオ「これは私」
沖縄では、1945年にアメリカの軍と日本の軍が戦って、たくさんの人が亡くなりました。この戦争が終わるころアメリカの軍が沖縄の女の子をビデオに撮りました。女の子は体に土が付いたまま震えながら道に座っています。戦争のひどさを伝える有名なビデオです。
81歳の浦崎末子さんが「この女の子は私です」と言いました。浦崎さんは、周りの人と相談して自分だと言うことを決めました。
浦崎さんはビデオを撮られたとき7歳でした。お姉さんと逃げていて1人になってしまって、アメリカの軍に見つかりました。浦崎さんは「アメリカ人がお菓子を出しましたが、毒が入っていると聞いていたのでもらいませんでした。殺されると思って怖かったです」と話しました。
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