日本語の教育が必要な子どものために「支援員」を増やす
外国で育ったりしたため、日本語の教育が必要な公立の高校の生徒は、2017年度に約4000人いました。しかし、この中の9.6%が途中で高校をやめました。
9.6%は、公立の高校の全部の生徒の中で、途中で高校をやめた人の割合の7倍です。文部科学省は、授業がよくわからなくてやめた人も多いと考えています。
文部科学省は、日本語の教育が必要な高校生のために、「支援員」を増やすことにしました。支援員は、授業の内容をわかりやすいことばで翻訳して説明します。
日本では、働く外国人を多くしているため、同じように日本語の教育が必要な小学生や中学生が増えそうです。このため文部科学省は、支援員を増やしたり、たくさんのことばで翻訳できるシステムを使ったりしたいと考えています。
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