オリンピックのメダルを作るための金属が全部集まった
来年、東京オリンピックとパラリンピックがあります。大会の組織委員会は、選手に渡す5000個以上のメダルを、使わなくなった携帯電話やパソコンから取った金属で作ることを決めていました。このため2年間、携帯電話の会社や環境省、東京都などが集めました。
そして10日、組織委員会はメダルを作るのに必要な金属が、今年3月の終わりまでに全部集まったと発表しました。集まった金属の重さは、金が32kg、銀が3500kg、銅が2200kgになりました。
組織委員会の人は「たくさんの人に協力してもらって感謝しています。これからもリサイクルを続けてほしいです」と話していました。
組織委員会は、オリンピックのちょうど1年前の今月24日、メダルのデザインを発表することにしています。パラリンピックのデザインは来月発表する予定です。
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