8つの国と地域でさんまをとる量のルールを初めて決める
北太平洋のさんまについて、日本や中国、台湾、韓国、ロシアなど8つの国と地域が話し合う会議がありました。会議では、8つの国と地域が来年とってもいいさんまの量を55万6250tに決めました。どのくらいさんまをとってもいいかルールを決めたのは初めてです。
北太平洋のさんまは、20年の間に60%以上少なくなっています。さんまが少なくならないように、日本はとってもいい量のルールを決めたいと考えていました。しかし今までは、中国などの反対で決めることができませんでした。
去年、8つの国と地域がとったさんまは全部で43万7000tでした。来年とってもいいさんまの量を、去年とった量より多くして、反対していた国に賛成してもらうことができました。
さんまがたくさんとれる宮城県気仙沼市にある会社は、さんまが少なくなっている問題について、大きく前に進むことができたと話していました。
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