子どもへの虐待 今まででいちばん多い約16万件
児童相談所は子どもを守る仕事をしています。
厚生労働省によると、今年3月までの1年に児童相談所が「親などが子どもを虐待している」と聞いて家庭を調べたりした数は、15万9850件ありました。前の1年より2万6000件以上増えて、今まででいちばん多くなりました。
虐待の半分以上は、子どもにひどいことを言ったり、子どもの前で家族をたたいたりする心の虐待で、約8万8000件ありました。次に多かったのは子どもをたたいたり蹴ったりする体の虐待で、その次は子どもの世話をしない虐待でした。
厚生労働省は「虐待で亡くなった子どももいます。子どもを守るため、児童相談所がしっかり仕事ができるように手伝いたいと思います」と言っています。
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