雪がたくさん降ったときに気をつけること

1.道が滑りやすい
2.屋根に積もった雪に気をつけて
3.「吹雪」のときは外に出ない
4.「雪崩」の危険
5.雪がたくさん降る前の準備
【1.道が滑りやすい】
雪が降ると、道が滑りやすくなります。歩いているときに滑って転んだり、車がスリップしたりする事故が多くなります。
道の表面の水が凍ると、道が黒く見えることがあります。凍っていないように見えるため、事故が起こりやすくなります。
歩くときは、滑りにくい靴を履いてください。車を運転するときは、スタッドレスタイヤなどの冬のタイヤに取り替えたり、タイヤにチェーンを付けたりしてください。自転車には乗らないでください。
【2.屋根に積もった雪に気をつけて】
晴れて気温が上がったときは、屋根から雪が落ちて危険です。屋根の近くに行かないでください。
屋根の雪を下ろすときは、屋根から落ちないように体にロープを付けて、ヘルメットをかぶってください。危険なときに助けてもらうことができるように、2人以上でしましょう。
【3.「吹雪」のときは外に出ない】
強い風で雪が飛ぶことを「吹雪」と言います。吹雪のときに歩いていると、前がよく見えなくなって道がわからなくなることがあります。強い風で、いつもより早く体が冷えて亡くなる人もいます。吹雪のときは、外に出ないようにしましょう。
車を運転していても、前がよく見えなくなったり、道に雪が積もったりして、車が動くことができなくなることもあります。そのときのために、車には厚い上着や毛布、スコップなどを準備しておきましょう。
車が動かなくなったときは、排気ガスが車の中に入らないように、エンジンを止めるか、排気ガスが出てくるマフラーの所に雪が積もらないようにしましょう。
【4.「雪崩」の危険】
山や崖などから雪が急に崩れて落ちてくることを「雪崩」と言います。雪崩は、雪がたくさん降ったり気温が上がったりしたときに起こりやすいと言われています。山の中の道などを車で通るときは気をつけましょう。
【5.雪がたくさん降る前の準備】
道に雪がたくさん積もると、道を通ることができなくて、町や村から出ることができなくなることがあります。雪の重さで電線が切れて電気が止まることもあります。食べ物や電気を使わないストーブ、懐中電灯などを準備しておきましょう。
電車やバス、飛行機が遅れたり止まったりすることもあるため、テレビやインターネットなどで調べましょう。
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