「核兵器をなくしてほしい」高校生が国連に署名を届ける
毎年8月、日本の高校生が国連へ行って「核兵器をなくしてほしい」と伝える活動をしています。この活動は、インドとパキスタンが核兵器の実験をした1998年に長崎の人たちが始めました。
今年は16の都道府県から集まった23人の高校生がスイスにある国連のヨーロッパ本部へ行きました。原爆が落とされた広島と長崎の高校生も行きました。高校生たちは、核兵器をなくしてほしいと願っている世界の人たち21万5547人の署名を届けました。
広島の高校2年生の牟田悠一郎さんは、祖父が被爆しました。牟田さんは「祖父たちから聞いた経験をこれからも伝えたいと強く思いました」と話していました。
高校生たちは1998年からの活動で200万人以上の署名を国連に届けました。
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