スーパーコンピューター「京」のスイッチを切る式を行う
神戸市にある理化学研究所では、新しいスーパーコンピューター「富岳」を使うことになりました。8月30日、今まで使っていた「京」のスイッチを切る式がありました。
理化学研究所の人は「少し寂しいですが、『富岳』も『京』と同じように役に立つようにしたいと思います」とあいさつしました。そして理化学研究所の人などが、「京」が置いてある部屋で4つのスイッチを1つずつ切っていきました。
国の計画でつくった「京」は2012年にできました。計算の速さで世界で1番になったことがあります。ビッグデータを分析する能力では、何回も世界で1番になりました。地震の被害の予測や薬の研究などにとても役に立ちました。
「京」のあとに使う「富岳」は、「京」の100倍速く計算することができます。理化学研究所は、2年あとに「富岳」を使い始めたいと言っています。
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